V for Vendetta

監督 ジェームス・マクティーグ
脚本 ウォシャウスキー兄弟
出演 ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウーヴィング
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監督は「マトリックス」シリーズや、SWep2などでADを務め、本作で初監督
ウォシャウスキー兄弟はマトリックスも手掛けてますから、付き合いは古いんでしょうね。。。
原作はアメコミのようで、深く考えさせられる内容です

話の舞台は第三時大戦が終わり、大国アメリカ合衆国は崩壊し、全体主義を掲げるものの事実上はアダム・サドラーが武力で国民を弾圧する独裁国家のイングランド
国営テレビは、サドラーを称賛したり、政府にいいように情報操作された嘘ばかり。
国民は気付いてはいたものの、武力制圧の軍による報復を恐れ誰も疑問さえ口にしなかった。。。夜は外出禁止令があったり自由のない独裁国家
治安は軍と一般警察、そして秘密警察なる政府直属機関が支配していて、秘密警察は特権をいい事にヤリ放題の毎日。国民達はじっと耐え忍ぶ毎日だった
国営放送に勤めるイヴィは、夜間の外出禁止令を破ってデートに向かう途中、秘密警察の輩に絡まれる
彼女に暴行しようとした時、闇の中からガイ・フォークスのマスクの男が現れ、一瞬で輩を片付けイヴィを助ける
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彼の語る言葉はどこか哲学的で難解な内容だった
イヴィは「頭がおかしいの?」とまで言ってしまうが、彼の口調に何かしらの信念を感じ
今から「音楽会」に行きませんか?との彼の誘いを断れず同行する
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案内された先は裁判所の見渡せるビルの屋上。。。次第に無数に設置されたスピーカーから序曲1812年が流れはじめ、クライマックスで裁判所は大爆発してしまう
驚くイヴィをよそに「革命の始まり」の序曲だと彼は言う。彼の名は”V”
たった一人独裁政権と戦おうとしている革命戦士だった…



個人的には相当に好きなお気に入りな一本です( ;´Д`)
マトリックス三部作後のウォシャウスキー兄弟の脚本とあってカナリの注目度でした
Vは最後まで素顔を見せませんが、演じたのはマトリックスでネオ(キアヌ・リーブス)を執拗に追い回すエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウーヴィング
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Vは殺人ウィルスの人体実験中の突然変異から誕生した”超人”の設定で、身体能力が高くやたらと”強い”んですが、キレキレのアクションで見事に演じていました♪(´ε` )
ナタリー・ポートマンも頭を丸めて頑張ってます
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個人的には彼女の作品ではベスト3に入る作品です

1年後に革命を実行する!と国営放送をジャックしたVが宣言し、準備を重ね、政府の悪事を次々と暴いていきます。
しだいに国民から指示を受け、約束の1年後に数万人の市民がガイ・フォークスのマスクで終結するシーンは何度観ても心が震えます
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最近ではすっかりハッカー集団”アノニマス”が自由と正義の象徴としてガイ・フォークスのマスク姿ですが、本家はコッチですよ 笑


軍の高官が市民の終結を心配する部下に向かって
「大丈夫だ。今まで素手の市民が兵器に勝った前例はないのだから」と、タカをくくっていましたが、市民のあまりの数に愕然として戦意を喪失します。
武力の独裁政権に素手の市民が立ち上がり、勝利した瞬間です。
だが、そこにVの姿はありません
彼の志を受け継いだ「死をも恐れぬ覚悟」の出来たイヴィがそこにはいました。。。泣



我々日本人は遠い江戸時代までしか独裁政権を知りませんから、抑圧された自由のない生活を経験したことがありません
サドラー政権もナチス同様、思想、言論、発言まで管理し、同性愛者や異教徒などマイノリティを徹底的に弾圧します
劇中ではありますが、カナリの窮屈さだろうなぁと恐ろしくなってしまいます

平和ボケの日本人と海外からは言われますが、やはり平和な民主国家が1番だなーとしみじみ思わされます


深い政治的なテーマとキレキレアクションの融合した名作です
まだの方は是非

んなマタ
May the force be with you003.gif

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by mochi-moon | 2016-02-04 10:44 | 映画

さすらいの豚骨オヤジの独り言
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