2017年 09月 07日
Flushigmeadows vol2
まだ誰もおらんのに一人で並んですげーヤル気やコイツと思われるのもイヤなんでその辺を散歩w
よく見るとこの会場は周りが公園になっており
カナリデカい
中央にはこんな巨大なオブジェ
デススターかて 笑
今までずいぶんいろんなトコでオブジェとかモニュメント的なヤツは見て来たが
ダントツで1番デカい
緑と朝の澄んだ空気が気持ちよい
そーこーしてる間に9時
ナショナルテニスセンターには持ち込み制限が多い
バックの大きさも決められている
モニカ・セレスの事件があってからだと思う
知らん方はコチラ
何やらセキュリティチェックの係員が忙しくし始めた
おや?
開けるか?
開ける‼️
先頭でセキュリティチェックをパス
しかしメインゲートは閉じたまま
何だかお偉いさんの空気感の凄いスタッフのおばちゃんに
『今からココにスペシャルゲストが来るから楽しみにしてな‼️』
的なコトを言われたが
スペシャルゲストの割にはあまりにショボいステージ…
5分ほど待ってるとゲートの向こうに一台のゴルフ用みたいなカートが
金髪の偉い美人が乗ってる
一瞬
シャラポワか?
と思ったが
ドーピングの件以来彼女のイメージはきっと良くない
特にアメリカはそーゆーの厳しいから
誰やろかーと見とれていると
ゲートから一人のオッさんがステージに
ん?
待て待て
誰やったかこのオッさん
んー
司会者らしき人がアナウンスを始めた
ladies and gentlemen. Sorry I made you wait. We will introduce former US Open champion Mats Wilander‼️
は?
エーーーーーーーーっ
ヴィランデル?
マーーージかい
ってマジで本人やん
その距離わずが2mにあのヴィランデルが‼️
グランドスラム全てのサーフェス(コートの種類)を制したたった6人のうちの一人
ボルグ、エドバーグと共にスェーデンの英雄
伝説すぎて何がなんかワケわからん
いきなり現れたテニス界のレジェンド
放心状態とはマサニこの事だろう
買ったんだよ
ヴィランデルが使ってた
ロシニョール
F200カーボン
使ってたヤツも結構いた
でもみんな折ってた 笑
打感が柔らかく弾きも良かったが
カーボンの折のせいか、衝撃に弱かった
高校生には高い買い物だったので
みんな異次元の素敵な打感とコントロール性能を泣く泣く放棄していた
そりゃ木のラケットからまだそんな経ってない時代だからカーボンも完成度が低かった
そんな中衝撃に強くコントロール抜群の新製品がウィルソンから
ウィルソンウルトラ
たしか当時9万くらいしたと思う
んなモン高校生に使えるハズがねーよ!
ってみんなブーブー言ってたなぁww
あハナシそれたけど
とにかくレジェンドが目の前に現れた
いやー
こりゃ夢だな
夢のようなトークタイムも終わり
いよいよゲートオープン‼️
Eチケットを読み込む
するとペーパーのチケットがその場でプリントアウトされる
先頭でゲートイン‼️
案内のコンシェルジュ達が満面の笑みで声をかけてくる
『Welcome to USOPEN‼️』
至るところにかつてのチャンピオン達のフラッグが
グッズを販売するブース
スポンサーのボード
アディダス
ウィルソン
スポンサーのショップ
ベンツのカフェ併設ショップではデモカーも
一目散にまずはアーサーアッシュ
入場ゲートで
『試合まで1時間半あるで。入って何すんの?』みたいな顔されながら
スタッフ以外ほぼ無人のスタジアムへ
どーーーーーーん‼️
デカい‼️
圧巻のスケール
日本の最高峰
有明テニスの森の10倍くらいのスケール
すり鉢状の観客席は1番上から見ると
真下で試合してるような感覚
高所恐怖症の人は長時間の観戦は無理だと思うww
やっぱりグランドスラムの会場
しかもメインスタジアムはやっぱり凄い
世界的なイベントだから当たり前か
とりあえず無人のコートを撮影したかったので
ヒンギスの試合のあるアームストロングスタジアムへ急がねば
と階段を早足で降りてると
テレビの中継ブースが見えた
踊り場で何やらインタビュー
邪魔にならんようにそーっと降りながら
チラ見する
ん?
あれ?
マサカ…
クーリエ‼️
な・なんとジム・クーリエ!
またレジェンド‼️
サンプラス、アガシ、マイケル・チャンなどと同じころの強いアメリカの象徴だった
グリっグリのトップスピンのグランドストローク中心のプレーが大好きだった
特に軟式上がりの厚いグリップでしか打てない高校生の心の支えだった 笑
全仏でライバルのアガシを破って優勝した時のプレーは今も強烈に覚えてる
デビスカップアメリカ監督
国際テニス連盟殿堂入りのレジェンドがまた目の前に
やっぱり今日は夢だな…
続く
by mochi-moon
| 2017-09-07 04:55
| 自由の国アメリカ