2011年 01月 15日
木村シェフのアラビアータ
本日より、いよいよ
mottoかつお菜キャンペーン
がスタートします。
このキャンペーンの主旨を、野菜ソムリエコミュニティ福岡の代表
Shining Food氏のブログより転記します。。。
「カツオ菜」
福岡の伝統野菜(博多ふるさと野菜)。
正月の雑煮では欠かせない「カツオ菜」。
しかし、雑煮以外での食べ方は博多の者でもあまり知らないのが現状。
その現状の結果、福岡市内で「カツオ菜」を生産している農家の方は数名だけ。。。
もっと「カツオ菜」の食べ方を知ってもらえれば、一般の生活者の方にも受け入れてもらいるのでは。
「カツオ菜」が普段の食卓にも並び…
農家の方の支援に少しでもなれば…
そして、
もっと「カツオ菜」を栽培する農家の方が増えて、
もっと多くの方に食べてもらいたい。。。
と、彼と二人始めた昨年。。。
そして今年、その意思に賛同してくれた約20軒の飲食店のみなさん
すばらしいですね。。。と、同時にありがたい
今後も末永くいいイベントになるといいです
そんな思いのあるイベントですので、
月やでは、今回は思いのある一品をご用意しました。
大地の恵み 2 と命名しましたが、種明かしすると
トマトの酸味、ニンニクのコク、鷹の爪の辛さ・・・
そう、イタリア料理のアラビアータなんです
しかも、アタクシを料理の世界へ導いてくれた大切な恩師の黄金レシピ
カレコレ20年前、沖縄の宮古島から帰ってきたアタクシは、
離島に住んでいたギャップからか、あてもないまま華のお江戸を目指しました
今で言うフリーターですね。
バイトを掛け持ちして東京ライフを満喫していました
その頃、朝の仕込みから昼のランチ終わりの3時までバイトした、
巣鴨地蔵通りの裏手のかくれたイタ飯屋
そこのオーナーシェフだった木村さん
料理の腕はピカイチ
愛想ナシ
無口
すぐキレる
でも、なんか気に入られて2年半もいました
当時、5~6人はキッチンスタッフがいまして、チーフ、セカンド、サード・・・
当然いちばん下っ端のアタクシなんぞ、オーナーシェフと話をする機会なんぞ無い
でもなぜか気に入られていた。
2年半お世話になり、博多に帰る旨を伝えて迎えたバイト最終日
いつもランチ終わりにみんなで食べる ”まかない” が自分の分だけない・・・
ま、そうやね。。。辞めて行くのに飯はないわな
と、着替え挨拶をしようとすると
シェフが一言
『食ってけ』
と、自らソースパンを振ってくれたのがアラビアータ
泣きながら食った。。。うれしくて、おいしくて
アタクシが、まかないで一番好きだったのを知ってて
最後に
『おいチーフ!作り方教えてやれ!』とレシピまで教えてくれた
『おいモチ!博多でもがんばれよ!』と
そんな木村さんも昨年亡くなられたらしい
存命のうちにラーメン食ってもらいたかった。。。
そんな思い出のアラビアータ。。。
うちのスープと、かつお菜くんと合うように少しアレンジしました
是非ご賞味ください。。。
mottoかつお菜キャンペーン
がスタートします。
このキャンペーンの主旨を、野菜ソムリエコミュニティ福岡の代表
Shining Food氏のブログより転記します。。。
「カツオ菜」
福岡の伝統野菜(博多ふるさと野菜)。
正月の雑煮では欠かせない「カツオ菜」。
しかし、雑煮以外での食べ方は博多の者でもあまり知らないのが現状。
その現状の結果、福岡市内で「カツオ菜」を生産している農家の方は数名だけ。。。
もっと「カツオ菜」の食べ方を知ってもらえれば、一般の生活者の方にも受け入れてもらいるのでは。
「カツオ菜」が普段の食卓にも並び…
農家の方の支援に少しでもなれば…
そして、
もっと「カツオ菜」を栽培する農家の方が増えて、
もっと多くの方に食べてもらいたい。。。
と、彼と二人始めた昨年。。。
そして今年、その意思に賛同してくれた約20軒の飲食店のみなさん
すばらしいですね。。。と、同時にありがたい
今後も末永くいいイベントになるといいです
そんな思いのあるイベントですので、
月やでは、今回は思いのある一品をご用意しました。
大地の恵み 2 と命名しましたが、種明かしすると
トマトの酸味、ニンニクのコク、鷹の爪の辛さ・・・
そう、イタリア料理のアラビアータなんです
しかも、アタクシを料理の世界へ導いてくれた大切な恩師の黄金レシピ
カレコレ20年前、沖縄の宮古島から帰ってきたアタクシは、
離島に住んでいたギャップからか、あてもないまま華のお江戸を目指しました
今で言うフリーターですね。
バイトを掛け持ちして東京ライフを満喫していました
その頃、朝の仕込みから昼のランチ終わりの3時までバイトした、
巣鴨地蔵通りの裏手のかくれたイタ飯屋
そこのオーナーシェフだった木村さん
料理の腕はピカイチ
愛想ナシ
無口
すぐキレる
でも、なんか気に入られて2年半もいました
当時、5~6人はキッチンスタッフがいまして、チーフ、セカンド、サード・・・
当然いちばん下っ端のアタクシなんぞ、オーナーシェフと話をする機会なんぞ無い
でもなぜか気に入られていた。
2年半お世話になり、博多に帰る旨を伝えて迎えたバイト最終日
いつもランチ終わりにみんなで食べる ”まかない” が自分の分だけない・・・
ま、そうやね。。。辞めて行くのに飯はないわな
と、着替え挨拶をしようとすると
シェフが一言
『食ってけ』
と、自らソースパンを振ってくれたのがアラビアータ
泣きながら食った。。。うれしくて、おいしくて
アタクシが、まかないで一番好きだったのを知ってて
最後に
『おいチーフ!作り方教えてやれ!』とレシピまで教えてくれた
『おいモチ!博多でもがんばれよ!』と
そんな木村さんも昨年亡くなられたらしい
存命のうちにラーメン食ってもらいたかった。。。
そんな思い出のアラビアータ。。。
うちのスープと、かつお菜くんと合うように少しアレンジしました
是非ご賞味ください。。。
by mochi-moon
| 2011-01-15 23:45
| 豚骨オヤジの独り言